一槍交えるため

ixa W1-32での溶かしあいの備忘録

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赤獅子は死せず/勝手にコラボ記事

うっちーさんのブログ記事で時々取り上げられる

殴りあいを題材に、所属武将の様子を描くエピソード的な記事が

個人的に大好きで、先日の一騎討ちを題材として戴いた記事に

勝手ながら外伝という形でコラボ記事を書かせて頂きました

元ネタ記事



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宇都宮城の虎口から現れた砂塵が目前まで迫っている



かつて同じ釜の飯を喰らった盟友、宇都宮氏

今はそれぞれの道を歩んでいるが、

道が交わったとき槍合わせをするのが慣例であり

少なくなった戦場での愉しみの一つである。

今回は時代に取り残された者達の戦いが命題である



迎え撃つは

自ら雌雄を決すべく大助を総大将に据えた赤備え隊

その父、幸村が陣頭に立つ炮烙隊

今回の一戦に外せない勝永が采配を振るう武士衆


彼らを豊臣恩顧の将で囲み

旬を過ぎた真田丸防衛陣を展開して着弾のその時を待っていた




この一槍のために手にした「一文銭」





それを握りしめながら大助はかつての戦場での日々に思いを馳せていた



銭武将は存在すらせず、それこそ一文無しで苦しかったあの日々

だだ、それが故に、当時の戦場というのは純粋で澄み切っていた

槍合わせの機会というのは、

この世知辛い現実を忘れさせてくれる、大切な時間である。





「大助、敵が近い 呆けてる場合ではないぞ」







振り返ると、父幸村が炮烙玉を装填しながら怒鳴っていた。



「父上は」



大助は言葉を切った



なぜ父上は半裸なのか


親子であるが故に言えないこともある




当惑の表情を浮かべる大助の肩を

後ろから叩く漢の姿があった





露出狂の父親と違い、毅然とした立ち振舞いで背中を見せつける勝永。

もともと絵柄が好き、という理由だけで解雇を免れてきた将ではあったが

宇都宮氏の勧めにより「獅子は死せず」という小説を読んでから

大助は一層この武将への愛着は深まった。



勝永といえば

永らく宇都宮陣営には攻撃隊として赤枠の勝永を重用されている

しかし、黒枠の彼の登用により、赤枠の彼の片身が狭くなっている、

ということは風の噂で聞いていた。



そんな赤枠の彼との交戦を果たすため

そして報告書に名を連ねるため


勝永は、百万石および戦姫という二重の策を弄した万全の布陣を敷いていた。





「来るぞ!各隊踏みとどまれ」



いま一つ纏まりのない陣に、宇都宮勢がなだれ込んできた




次々と戦況の報告がもたらされる







「又兵衛殿だと?! なんと粋な・・・」



事前に真田丸防御を伝えていたための敢えての登用なのか


又兵衛もこの乱戦の真っただ中で槍を振るっていた。




粉塵の中、赤き勝永の猛襲が垣間見える。

そのすぐ脇に、相棒の鶴姫の姿もあった。


宇都宮家中に於いて、日ごろ仕事をしないことに定評のある忠次ですら、

その武名を轟かせている

攻め手の活躍が報告を埋めた。異様な指揮の高さである



「大島の姫・・・そうか、鬼手か」



手勢の戦果の報告が無いことに焦りを覚えつつ、大助が呟いた



「なんだそれは?」 炮烙玉をぶっぱなしながら、半裸が問うた




「 ・・・・・・ (服着ろよ変態)」




※元ネタ「村上水軍の娘」。未読の方のために割愛します。面白い小説でした^^




各将の武勇はさておき、全体の戦況は自陣に有利に傾いていたようで

なんとか押し返すことに成功したようだ。




去っていく宇都宮勢を、勝永は焦点の定まらない視線で追っていた


あの攻撃の折、宇都宮城からは

「勝永、最後の戦いだ」との号令が掛かっていた



それが意味することを

同じ赤枠である勝永は敏感に感じ取っていた。



「無駄になる犠牲なんてない」 

今度は大助は勝永の肩を叩いた。



同じく赤枠であるものの、大河の波による黒枠化を免れた大助も、その危機感は痛いほど解る。


「大助殿・・・」 勝永が大助を見据える


そういえば、こいつモーホーの噂もあったな・・・・と貞操の危機を感じたのも束の間、


「白枠さえ去っていくこのご時世。同じ赤枠同士、最後まで陣屋に残りたいものだな」


大助は複雑な表情を浮かべ、そしてうなづいた。



暮れに、大助の陣屋からは、多くの将が去っていった。

ひと昔前には一軍として戦場を駆けた者から、陣貼りを行うものまで

質は兎も角として、その人数は相当数に登った。

勝永や大助等の居残り組も、いつ解雇になるか分からないのだ。




一城主の大助としては、陣屋どころか・・・・という思いさえある。



刷新毎に前期までの努力をいとも簡単に水泡とされるインフレと仕様変更

強大な相手に挑むことより、弱者から銭を巻き上げた方が強くなれる現実

取引の仕様変更により武将の受け渡しすら厳しくなってしまった



これ以上駆け続けることに何の意味があるというのか




ふと宇都宮氏から紹介いただいた、先ほどの本を思い出す

「獅子は死せず・・・生き抜いてこそ、か」

おとなしく旅の果てに幕を引くか

引退詐欺を称して来期に再起するか



殴り合いの果てに何かしらの答えを求め、

離反を重ねて各国を巡る旅支度に追われる本領に帰還した。







「勝永殿!」


ススまみれになった幸村がこちらに歩み寄ってきた




「あんなに気張ってたのにスキル載らなかったな!ざまぁwww」



いいから服着ろよ


と二人の冷たい視線が注がれたのは言うまでもない。






おまけ

引退宣言すると運が向上するという都市伝説がありますが・・・



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育てる気力も起きないので、サクッと溶かしまちた(゚д゚)、ペッ
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- 3 Comments

うっちー  

面白いw

読ませていただきました!
面白い!!色んな意味でw
相手サイドから見たエピソードがあると物語に奥行き感が出ますね^^
感謝感謝です♪
ちなみに、又兵衛は偶然ですww
村上海賊の娘は読もうと思いつつ未読なので、今度図書館で借りて来よう!!

しかし、話に大助さんの思いと言うか心情が溢れてて共感出来る部分は多かったです。
去就をどうこうもう言いませんが、また機会があったらお手合わせいただきたいですね。
本当にありがとうございました!!!

2017/02/02 (Thu) 21:34 | EDIT | REPLY |   

大助  

Re: 面白いw

拙い文章でしたが、やりたかった事をやりきった感で一杯です

今なら清々しい気持ちでスロット2に入れますw

勝永のその後について楽しみにしとります(*´ω`*)


ちなみに、自分は何とか赤枠防御勝永に
獅子の陣つけたいなぁと奮闘してました

結果全滅でしたけどねー(´;ω;`)

2017/02/03 (Fri) 00:24 | EDIT | REPLY |   

うっちー  

To 大助さん

あ~防勝永に獅子の陣が付けば珠玉の一品になってましたね♪

獅子の陣素材になる総構え付きの武将は育成しちゃってるので、

何か別の素材がゲット出来たら自分も試してみるかな^^

2017/02/03 (Fri) 02:21 | EDIT | REPLY |   

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